なぜ新型コロナは介護離職を引き起こすのか?わかりやすく解説!

介護保険 特定疾病-考え事をする看護師 コラム

世界的大流行となっている、新型コロナウイルス

緊急事態宣言が発令されて、約一ヶ月程度が過ぎ、感染者は減少傾向にあります。

しかし、未だ新型コロナウイルスの収束は見通しがつきませんよね。

テレワークが推奨され、学校は休校になり、普段とは違う暮らしに今では当たり前のものになってきています。

営業を中止している飲食店も多く、コロナ不況という言葉も聞くようになってきたのではないでしょうか?

しかし、コロナ不況は飲食業界だけでなく、介護業界にも影響を及ぼしています!

介護業界では、介護サービスの需要が減ってしまい、ホームヘルパーたちは離職に追い込まれているのです!

今回は、新型コロナウイルスの影響で起こってしまった介護離職について解説していきたいと思います。

ぜひ、最後まで読んでみてください!

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新型コロナの影響でホームヘルパーの仕事は減っている!

新型コロナウイルスの影響により、今まで通り介護サービスを利用する高齢者の方は減ってきています。

高齢者は感染のリスクが高いですし、ご家族などが介護サービスの利用を停止する判断を下す場合もあるでしょう。

たしかに、ホームヘルパーさんは色んな人と接触をしているわけですから、いつどこでコロナウイルスを拾ってくるかはわかりません。

さらに、利用者自身が感染源となり、ヘルパーさんを伝って多くの人に感染を広げてしまうリスクを考えられます。

以上のことから、自宅で受けられる在宅介護サービスでも利用を停止している高齢者が増えているのです。

そのため、必然的にホームヘルパーさんの仕事は減ってしまいますよね

コロナウイルスの感染を踏まえ、様々な繋がりは減らそうとする考えが多くなってきているので、新規利用も受け付けていないところが多く、仕事は減るばかりです。

ヘルパーさんは実際に介護をするのが主な仕事内容ですから、テレワークをすることもできず、待機の時間ばかり増えてしまうのです。

そのことが、介護離職に繋がっているんですね。

新型コロナの影響で介護事業所が倒産している!

新型コロナウイルスの影響で、介護事業所の倒産も懸念されています。

介護サービスを受ける人が減ってしまえば、人件費率も悪化し、経営難に陥ってしまいます。

そのため、倒産を余儀なくされるのは仕方のないことですよね。

介護事業所では介護サービスを提供する以外で収益を出すことは難しく、テレワークが推奨される世の中で経営を持続させていくことは、とても困難になってきています。

新型コロナウイルスの影響で起きた介護離職によって、一人のヘルパーがこなす残業や作業量が増え、疲れが溜まってしまえば、更なる介護離職にも繋がることが予想されています。

また、デイサービスなどは密接・密閉・密集の「三密」にあたるとされ、自主的に休業を判断している事業所が増えていることも現状です。

換気を徹底し、参加人数を少なくすることで営業できていたとしても、完璧なコロナウイルスの予防対策を取ることは難しいでしょう。

なぜなら、認知症の利用者に手洗いを徹底されたり、マスクをつけたりさせることは難しいからです。

また、高齢者にとって熱や咳の疾患は稀な症状ではないので、コロナ感染の発見が遅れることもありえます。

知らぬ間にコロナウイルスに感染をしていて、デイサービスで集団感染が発生してしまうということが想定される最悪の事態ですよね。

新型コロナの影響で介護サービスでの必要物資が足りない!

現在、マスク消毒液ハンドソープなどの品薄が問題となっています。

それらの品薄は、介護業界にも影響を及ぼしています。

中でも訪問看護では、一般の方たちよりも品薄という問題を深刻に捉えているでしょう。

訪問看護で行われるマスクの交換や手指の消毒、手洗いなどはとても厳重だからです。

コロナウィルスが流行している現在では、利用者ごとにマスクを交換するなど感染予防が徹底されています。

しかし、それらの物資が品薄となってしまえば、十分な感染予防を取ることができず、利用者にも従業員にも不安を与えてしまうでしょう。

また、排せつなどを介助する介護業界では、使い捨てのビニール手袋なども必要物資ですが、品薄になりつつあります。

この状況下で働くことを余儀されるのは、感染リスクが非常に高く誰しもが不安を感じてしまいます。

そうなれば、介護業界から離職することを考えるのも仕方ないのかもしれませんね。

新型コロナの影響による介護離職のまとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

新型コロナの影響による介護離職については理解していただけたでしょうか?

新型コロナの収束後、さらなる人手不足が問題となるかもしれませんね。

現在ではテレワークや自宅待機などが増え、介護サービスの利用を停止しご家族で介護をしているご家庭も増えてきています。

たしかに、感染のリスクを考えたら正解なのかもしれませんが、ホームヘルパーたちの介護離職を招いていることも事実ではあります。

しかし、このまま介護離職が改善されなければ、新型コロナの収束後、以前のように介護サービスを利用しようとしても、人手が足りず利用できない可能性も出てきます。

ですので、ご家族に介護をする時間が出来ても、今まで通り介護サービスを利用し続けてみてはいかがでしょうか?

介護業界では感染予防が徹底されているので、感染のリスクは最小限に抑えられています。

さらに、介護をプロに任せ続けることで、ご家族も安心できるのではないでしょうか。

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