『介護施設を探しているのですが、どうしても希望に合っている介護施設を探すことができずに困っています。どうすればいいでしょうか。』
このような悩みを抱えている方は多くいます。
この記事を読んでいるあなたもこのような悩みをお持ちではないですか?
施設の選び方で結論を言ってしまうと、『ケアマネージャーを利用しよう』です。
そもそも、ケアマネージャーについて知らないという方もいると思うので、詳しく解説します。
※本ページにはPRが含まれます。
ケアマネージャーとは?
そもそも、ケアマネージャーとはどのような存在なのでしょうか。
ケアマネージャーとは、老人ホームを利用しようと考えている方に対して、介護サービスを満足いくように提供する人です。
老人ホームの人でも、利用者側でもない第三者としてかかわってくれるので中立的な意見をもらうことができます。
もちろん、利用者の体の状況や希望に基づいて老人ホーム探しを手伝ってくれるので、使わない手はありませんね!
また、介護サービスを利用するときに必ず必要になるのが『ケアプラン』です。
こちらのケアプランを作成するときに必ずケアマネージャーに頼む必要があるので、ケアマネージャーと関わらないということはできないのです。
ケアマネージャーに介護施設を探してもらうことのメリット・デメリット
まずは、ケアマネージャーを利用するメリットについて紹介しますね。
ケアマネージャーを利用するメリット
- 介護についての知識が豊富なので、合っている老人ホームを教えてくれる
- 利用者の希望に沿った老人ホーム探しを手伝ってくれる
- 自分で探す手間が省ける
できるだけ希望に近い老人ホームを探してくれるので、自分は何もしなくていいというのが一番いいですね。
老人ホームを探すのにはかなりの労力がかかるので、その時間を老人ホームに入居するための準備期間に充てられるのが最大のメリットです。
また、ケアマネージャーを利用ために費用は一切かからないので、そこも良い点ですね!
ケアマネージャーを利用するデメリット
次はケアマネージャーを利用したときに発生するデメリットについてお話します。
と言っても基本的には発生しないデメリットなので、無視していただいてもOKです。
ケアマネージャーを利用するときに発生するデメリットは、『気が合わないとやりにくい』という点です。
慎重にケアマネージャーを選んだとしても、うまくいかないということはあり得ます。
しっかりと話し合いができる相手出ないと老人ホームを探してもらうことにも不満を感じるようになってしまうでしょう。
なので、どうしてもケアマネージャーと息が合わないのであれば、ケアマネージャーを変更してもらいましょう。
ケアマネージャーを変更してもらいたいときは、『居住介護支援事業者』に変更したいと伝えるのが一番いいです。
ただ、理由をはっきりさせないと変更してもらえない可能性があるので、しっかりと嫌な点を伝えましょう。
ケアマネージャーの探し方
ケアマネージャーの探し方について解説します。
ケアマネージャーを探すためには、老人ホームを利用したいと思っているかたが済んでいる市区町村の介護保険課に行くか、地域包括支援センターに行って居住介護支援事業者の情報をもらうところから始めましょう。
そこで、『居住介護支援事業者のリスト』か『ハートページ』という冊子をもらうことができるので、それを利用しましょう。
また、ほかにもケアマネージャーを探す方法はあり、かかりつけ医に相談するという手です。
かかりつけ医に相談して医療と連携している老人ホームに精通しているケアマネージャーを紹介してもらうこともできます。
医療ケアが必要な方はこちらの方法を試してみても良いですね!
失敗しないケアマネージャーの選び方
ケアマネージャーとはこれから長く付き合っていかなければいけないので、なるべきミスマッチは起こしたくないですよね。
なので、一般的に見るべきポイントとされているところを紹介します。
- 利用者側の立場になって話を聞いてくれる
- 公平な判断を下せる
- 介護サービスや介護施設の情報を十分に持っている
- 話がわかりやすい
最低でもこれらに当てはまる方を選ぶことをおすすめします。
ただし、信頼を築くことができそうだと感じない場合にはほかのケアマネージャーを見てみるのもアリです。
一度では人柄を見抜くことは難しいかと思いますが、何度か会って相談をしてみることによって人柄もわかってくるので、気になる方は何度か会ってみましょう。
まとめ
ケアマネージャーの重要性については理解していただけたでしょうか。
介護施設を利用するためには、ケアマネージャーとの連携が必須となっています。
長く付き合っていかなければならないので、テキトーに選ぶのではなく、信頼を築くことができそうなケアマネージャーを探すことをおすすめします。