老人ホームの費用

療養型病院の費用は安い?【さらに費用を抑える方法】

老人ホームの費用

『父親ががんを患っていているのですが、長期的な療養を必要としています。』

『がんを患っていても入居出来て、療養も行ってくれるような介護施設はありませんか?』

高齢者の方であると、いろいろな病気になってしまう可能性も上がりますし、介護も必要になることがありますね。

この世な状況の方には、今回紹介する療養型病院をおすすめしています。

また、療養型病院は費用も安く入居しやすいので、療養と介護の両方をもともめている方にとっては最高の施設です。

療養型病院に興味がある方はぜひ参考にしてください!

※本ページにはPRが含まれます。

療養型病院とは?

ではまずは、療養型病院についての解説をします。

療養型病院とは、介護療養型医療施設とも呼ばれている介護施設です。

主に、リハビリや療養を目的としている方が入居するべき老人ホームで、医療機関として機能するレベルの療養を受けることができます。

また、リハビリに関しても作業療法士や理学療法士によるリハビリを受けることができるので、しっかりとした機能改善を目指せます。

リハビリをメインとしている介護施設といえば、介護老人保健施設(老健)もありますが、介護老人保健施設では療養を受けることができません。

なので、療養とリハビリの両方を受けられる介護療養型医療施設はとても特徴的ですね!

ただし、医療機関という立場なので療養が済んでしまったら退院することになります。

特別養護老人ホームのように看取り介護まで行ってくれるわけではないので気を付けましょう。

加えて、レクリエーションやイベントのような娯楽要素はほとんどないという点にも注意しておきましょう。

介護施設というよりは、医療施設という位置づけだということを覚えておきましょう。

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療養型病院の費用

次は、療養型病院の費用についての解説をします。

まずはサービス費用についての表をご覧ください。

従来型個室 多床室 ユニット型
要介護1 19250円(641円/1日) 22500円(750円/1日) 23400円(780円/1日)
要介護2 20760円(692円/1日) 23820円(794円/1日) 25200円(840円/1日)
要介護3 28890円(963円/1日) 30390円(1013円/1日) 31770円(1059円/1日)
要介護4 32520円(1084円/1日) 33870円(1129円/1日) 35610円(1187円/1日)
要介護5 37920円(1264円/1日) 38490円(1283円/1日) 38910円(1297円/1日)

こちらが介護療養型医療施設の一か月間のサービス費用です。

次は、食費に掛かる費用を見ていきましょう。

一般 第一段階 第二段階 第三段階
食費 40,500円(1,350円/1日) 9,000円(300円/1日) 12,000円(400円/1日) 15,000円(500円/1日)

次は、居住費です。

一般 第一段階 第二段階 第三段階
ユニット型個室 59,400円(1,980円/1日) 24,300円/1日(810円/1日) 24,300円/1日(810円/1日) 38,700円/1日(1,290円/1日)
ユニット型順個室 48,600円(1,620円/1日) 15,000円(500円/1日) 15,000円(500円/1日) 38,700円/1日(1,290円/1日)
従来型個室 48,600円(1,620円/1日) 15,000円(500円/1日) 15,000円(500円/1日) 38,700円/1日(1,290円/1日)
多床室 9,000円(300円/1日) 0円 10,800円(360円/1日) 10,800円(360円/1日)

基本的にはこれらの3種類の費用が掛かるということを覚えておきましょう。

ただ、これらの表を見て『第一段階、第二段階、第三段階ってなんだ?』という疑問を持った方もいると思います。

介護療養型医療施設の費用が払えない場合に使える制度があるので、紹介します。

それは、低所得者向けの減税制度です。

段階 対象者
第一段階 生活保護者・世帯全員が市町村民税非課税で、老齢福祉年金受給者
第二段階 世帯全員が市町村民税非課税・本人の公的年金収入+合計所得金が80万円以下
第三段階 世帯全員が市町村民税非課税・本人の公的年金収入+合計所得金が80万円超
第四段階 市区町村民税課税世帯

このように、減税制度は4段階に分かれています。

この段階に応じて、上記の食費や居住費が減額されるようになります!

療養型病院の費用が安い理由

療養型病院の費用を見てもらったのでわかるかと思いますが、費用がかなり安いですよね。

この理由について解説します。

介護療養型医療施設は、国や自治体からの助成金をもらうことで運営しているので、その分居住者にかかる負担が少なくなっているのです。

国や自治体から助成金をもらって経営している介護施設のことを『公的施設』といいます。

公的施設には、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設があります。

どれも費用が安くて有名な老人ホームですね!

ただ、費用が安いことは良い点ばかりではなく、デメリットもあります。

デメリットと言うのは、入居するために数か月から数年待たされることがあるという点です。

費用の安さやサービス内容の良さから、大きな人気があり、入居までにとても時間が掛かってしまいます。

公的施設に入居したいと考えているのであれば、場所を選ばずに入居できるところに入居するようにしましょう。

ほかの老人ホームとの費用の差

ここまで、介護療養型医療施設の費用についてみてきましたが、ほかの老人ホームとの費用の差を見ないとどのくらい安いのかわかりにくいですよね。

なので、ほかの老人ホームの費用についても表にまとめてきたので、ご覧ください。

民間or公的 老人ホームの種類 入居金 月額
民間施設 介護付き有料老人ホーム 0~数千万円 20~30万円程度+介護サービス費
住宅型有料老人ホーム 0~数千万円 15~30万円程度+介護サービス費
サービス付き高齢者向け住宅 数十万円 5~25万円程度
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 0~100万円程度 10~20万円程度
シニア向けマンション 0~数千万~数億円 10~30万円
公的施設 特別介護老人ホーム 0円 10~20万円
介護老人保健施設 0円 10~20万円
軽費老人ホーム(ケアハウス) 数十万~数百万円 10~20万円

ほかの老人ホームと比較すると、介護療養型医療施設の費用がかなり安いということが分かったと思います!

また、公的施設の入居金の部分を見てもらえればわかると思いますが、入居金がほとんど0円です。

民間企業が経営している老人ホームだと、入居金だけで数百万円掛かってしまうところもあるので、資金に余裕がない方にとっては難しいです。

なので、公的施設が人気という点にも納得がいきますね。

療養型病院のサービス内容

次は介護療養型医療施設のサービス内容について解説します。

先ほども言った通り、介護療養型医療施設はリハビリや療養が主なサービス内容です。

細かいサービス内容は、

  • 医学的ケア
  • 医学的なリハビリ
  • 食事
  • 排せつ介護などの生活介護

です。

一般的な介護施設が行っているような介護サービスを受けつつ、作業療法士や理学療法士によるリハビリを受けることもできます。

そして、がんのような重い病気を患っていたとしても病状が安定している限りは入居し続けることができます。

ただ、一般的な老人ホームにある『レクリエーション』や『イベント』のような娯楽要素はほとんどないので、気を付けましょう。

まとめ

介護療養型医療施設は、費用が安いことに加えてしっかりとしたリハビリや療養を受けることができる介護施設です。

そのため人気も高いですが、費用面でほかの老人ホームを利用することができないという方はぜひ利用を考えてみてください。

また、少し解説したように減税制度を利用することでさらに利用料金を下げることができるので、併せて利用できるかどうか確認してみましょう。

ほかの老人ホームと比べてどのようなメリットがあるのか確認してから入居を考えてみましょう!

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