老人ホームにはさまざまな種類がありますよね。
介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、グループホームと身体状況や希望する条件によって、選ぶ施設は変わってくると思います。
多くの老人ホームがある中で、人気なのは特別養護老人ホーム(特養)です。
充実した介護サービスと、費用が安いことから、入居を考えている人は多くいます。
しかし、その特養もたくさんあるので、その施設がいいのかってよくわからないですよね。
そこで今回は、オススメの特養を紹介していきます!
今回紹介する地域は、【福島県】です!
特養のメリットやデメリットも解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!
※本ページにはPRが含まれます。
特別養護老人ホーム(特養)とは?
特別養護老人ホームは、通称「特養」と呼ばれ親しまれています。
公的施設なので倒産の心配もなく、終身利用もできることからとても人気の老人ホームです。
しかし、入所条件が厳しいため、誰しもが入所できるわけではありません。
特養の入所条件は以下の通りです。
- 介護度が要介護3以上で、感染症などの医療措置を必要としない方
- 特定疾病が認められた要介護3以上で、満40歳∼65歳未満の方
- 特例による入居が求められた要介護1∼2の方
上記の入所条件は、介護保険法によって定められています。
老人ホームは、主に60~65歳以上の高齢者が対象であることが多いので、40~50代の人も利用できるのは驚きました。
しかし、条件として特定疾病が認められている人に限ります。
特定疾病については、『介護保険における特定疾病ってなに?16の特定疾病をわかりやすく解説!』の記事で詳しく解説しているので、一度確認してみてください!
特養が人気の理由は、充実したサービス内容にもあります。
特養で受けられるサービスは以下の通りです。
- 食事
- 排泄
- 入浴
- 緊急対応・健康管理
- リハビリ
- 生活支援
- 看取り
- レクリエーション・イベント
公的施設で費用が安いながらも、有料老人ホームとほぼ変わらないサービスを受けることができます。
特養のサービス内容は、都道府県ごとに決められており、福島県では「福島県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例」に則ったサービス内容が提供されています。
参考 福島県:福島県特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例
特養でかかる費用はどれくらい?
特養は公的施設ということで、有料老人ホームと比べると比較的安い利用できます。
なんと入居金は0円で、かかる費用は月額費用のみです。
月額費用も、大体5万円~13万円が相場となっています。
大金がかかってしまう老人ホームのイメージが覆されますよね。
これなら年金のみの収入でも、入所できるかもしれません。
福島県でオススメの特養3選!
特養が人気の老人ホームである理由がわかってきましたね。
より一層、特養への興味が湧いてきたところで、福島県にあるオススメの特養を紹介していきたいと思います!
では早速、みていきましょう!
- 特別養護老人ホームいわさき荘
- 特別養護老人ホーム相馬ホーム
- 社会福祉法人雄峰福祉会 信夫の里
1.特別養護老人ホームいわさき荘
特別養護老人ホームいわさき荘の概要 | |
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入居時 | 0円 |
月額 | – |
所在地 | 〒972-8322 福島県いわき市常磐上湯長谷町上ノ台88-1 |
アクセス |
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利用対象者 |
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いわさき荘では、介護する側と介護される側という関係ではなくて、同じ人間として共に生きていけるような環境つくりを徹底しています。
人と人との繋がりを大切にし、より良い関係を築くために「相手の心に寄り添う、利用者が主役」といった考えをスタッフがもっています。
利用者が毎日楽しく過ごせるように、全力でサポートしてくれるのです。
利用者と介護士だけでなく、地域の方とも交流できる場を多設けています。
「ホット出来る場」として開催されているコミュニティーカフェでは、情報発信や情報交換を行うことができるでしょう。
また、提携先の「ときわ会・常盤病院」が隣接しているので、医療体制もしっかり整っています。
週に1回の訪問診療が行われているので、利用者の日々の健康管理もバッチリです。
織田歯科とも連携をしており、月に1回程度歯科診療を実施してもらっています。
お口の健康は身体の健康に直結しますので、老人ホームで口腔ケアをしてくれるのはありがたいですよね。
- できることは自分でやりたい人
- 地域との交流を大切にしている人
- 内科だけでなく歯科検診も受けたい人
公式サイト:特別養護老人ホームいわさき荘
2.特別養護老人ホーム相馬ホーム
特別養護老人ホーム相馬ホームの概要 | |
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入居時 | 0円 |
月額 | – |
所在地 | 〒960-8166 福島県福島市仁井田下川原17 |
アクセス |
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利用対象者 |
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相馬ホームでは、介護をするだけでなく自立生活のためのケアを提供することも目的としてきます。
自分でできることは自分で行ってもらうことで、意志や人格を尊重し明るく生きてもらえるようにサポートしているのです。
生活に関する介助を始めとして、季節の行事やレクリエーションを行うことで毎日楽しく生活することができ、生活の質も向上します。
利用者同士でコミュニケーションをとることもできますよ。
また、離れて暮らすご家族ともコミュニケーションを取り続けられるように、さまざまな機会を設けています。
触れ合いの機会だけでなく、施設サービスなどについても相談をすることで、ご家族に対して老人ホームへの理解を深めてもらっています。
地域との交流も盛んなので、地域住民や関係機関とも密接な連携をとれているのです。
- なるべく自立して生活したい人
- レクリエーションなどを通してコミュニケーションを取りたい人
- ご家族とも連絡をマメに取りたい人
公式サイト:特別養護老人ホーム相馬ホーム
3.社会福祉法人雄峰福祉会 信夫の里
社会福祉法人雄峰福祉会 信夫の里の概要 | |
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入居時 | 0円 |
月額 | – |
所在地 | 〒976-0013 福島県相馬市小泉字高池718番地 |
アクセス |
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利用対象者 |
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信夫の里では、ユニット個室で介護サービスを行ってくれます。
ユニットでは、10名前後のグループ(ユニット)で生活することで、手厚い介護サービスを受けることができるのです。
利用者同士や介護士との信頼も深まるので、家庭的な雰囲気の中で自分らしく生活することができますよ。
利用者の身体状況をしっかり把握してくれるので、一人一人に合ったケアも実現しています。
身体状況に合わせて、ユニット内の個浴で入浴や、寝たきりや車イスの方でも入浴できるリフト付きの大浴も設置されているので安心です。
希望があれば、看取りケアにも対応しているので、終の棲家にすることもできますよ。
- 少人数単位で生活したい人
- 介護度があがっても入浴したい人
- 施設での看取りを考えている人
公式サイト:社会福祉法人雄峰福祉会 信夫の里
特養のメリット・デメリット
最初にも軽く触れましたが、特養は公的施設なの倒産の心配がなく、費用が安いことが最大の特徴です。
24時間体制で介護を受けることができて、場合によっては終身利用も可能なので、一人暮らしの高齢者も安心して利用できるでしょう。
一方で、費用が安くサービスも充実していることから、人気も高く入居待ち期間が長いことがデメリットと言えます。
入居待ちの人数が多いため、入所条件を要介護3からと引き上げましたが、それでも待機人数が減ることはありません。
要介護3以上というのも、なかなか厳しい条件ですよね。
また、介護士は24時間常駐ですが、看護師は常駐していません。
ですので、提供できる医療処置にも限界があります。
医療依存度が高い高齢者には、向いていない施設かもしれませんね。
特養のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひ読んでみてください!
特養に早く入所するための裏ワザ!
特養は介護体制が整っていて、かなりオトクな老人ホームということがわかりましたね。
多くの人が、特養に入所したいと考える理由に納得しました。
そのため、入所待ちの人数が多いのは仕方ないようにも感じますね。
しかし、できることなら早く入所したいと思うのが本音だと思います。
実は、あるんです!特養に早く入所するための裏ワザが!
その裏ワザは以下の通りです。
- 複数の施設に登録!
- 申込用紙の特記事項は必ず埋める!
- 狙うはユニット型!
- デイサービスなどを利用して顔を売る!
- 空室状況はこまめにチェック!
- “ショートのロング”で長期入所する!
- 専業主婦なら働きに出る!
特養に早く入所する裏ワザについては、以下の記事で詳しく説明しているので、一度確認してみてください!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
福島県にある特養はいかがだったでしょうか?
費用も安いし、サービスも充実しているので、入所したいという気持ちは山々ですよね。
ただし、「入所したい!」と思ってすぐに入れる老人ホームではないので、早い段階から申し込みを済ませておくようにしましょう!
福島県内で特別養護老人ホームを探す際は、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね!
ご本人もそのご家族も満足できる老人ホームに出会えることを、心より祈っています!