捨てない片づけ!「体と暮しが楽になる環境整理収納術」 ~腰の痛みを減らして、親子でとりくむ片づけ準備~

環境整理収納術-ダンボールに物を詰めるシニア女性 コラム

10年前はもっと頑張れたのに、疲れやすくなったと感じていませんか?

若かったころはキレイ好きだった親が、病気やケガやパートナーの死別がきかっけとなって、体力や気力が落ちはじめて片づけるのが面倒になってしまうこともあります。

そんな親に片づけを強いたり、自分が頑張って片づけたり、捨ててしまったりすることが、家族の不仲や体調悪化の原因になることも。

こちらでは、親と子がいつまでも元気で楽しく暮らし続けるために、捨てない片づけ!「体と暮らしが楽になる環境整理収納術」を紹介させていただきます。

この記事を書いたライター
体と暮しが楽になる環境整理収納術-中川恵子さん中川恵子
理学療法士として、病院、老人ホーム、訪問リハビリテーションなどで、20年ほどリハビリの仕事に携わり、医療・介護・健康専門のライターとしても活動中。
息子の小児ぜんそくがきっかけで学んだ整理収納アドバイザーと理学療法士の経験を生かして、オンライン講座「捨てない片づけ!体と暮しが楽になる環境整理収納術」を配信中。
理学療法士として働くライターが書きつづる!介護がラクになる、楽しくなる暮らし

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あなたの片づけ健康度をチェック!

まずは、ご両親と一緒にチェック項目をチェックしてみましょう。

一緒には無理という場合は、できる範囲で大丈夫です。

【あなたの片づけ健康度のチェック項目】

① 運動について 運動と言えばなにか特別なことをしなくてはいけないと思って続かない
散らかっていても、片づけることが面倒になってきた
膝や腰に痛みがあるので、掃除や片づけがツライ
②家族とのコミュニケーション・意欲について 片づけしていると家族とケンカになってしまう
家族にどうして欲しいのかを伝えられなくて片づかない
昔好きだったことに興味がなくなった
③片づけについて モノを捨てることが苦手
片づけ本をたくさん読んだけれどうまくいかなかった
必要なモノと不要なモノに分けることが苦手

① から③のどの項目のチェックが多かったでしょうか。

運動で体力と気力をアップしよう!

環境整理収納術-体操をするシニア夫婦

①のチェックが多かったあなたは、体がお疲れモード

まずはあなたにピッタリの運動を見つけて、痛みを減らしたり、体を軽くしたりして、片づけるための体力と気力をつけましょう。

体力をアップして片づけ準備

なぜ体力が落ちてくると、片づけがうまくいかないのでしょうか?

体力が落ちる原因はいろいろありますが、家族と死別して一人暮らしになった、腰や膝が痛いなどがきっかけとなって活動量が減ると、筋肉も減ってしまい体力も落ちてしまいます。

加齢に伴って体力が落ちて意欲や気力が落ちてしまっている状態では、片づけようと思っていても、片づける体力がないので疲れやすいのです。

体力をアップするためにおすすめなのが、心地良いと感じる軽い運動です。

心地よい軽い運動は、「積極的休養」とも言われています。

軽い運動で筋肉を動かすことは、筋肉がポンプの役割を担ってくれているので、血液が心臓に戻る手助けをして血流が良くなります。

血行が良くなれば、体の中の疲労物質を排出しやすくなるので、全身の疲労を回復させたり、体温が上がって免疫力を高めることにもつながります。

さらに、脳へ栄養が届きやすくなり、記憶力をアップさせる効果もあるのです。

そこでこちらでは、片づける前の準備として、理学療法士の株式会社スタジオユウ 福田裕子先生が考案した10秒ポーズ健康法のなかから、「片づける気力をアップする10秒ポーズ」をご紹介いたします。

片づける気力をアップする10秒ポーズ

10秒ポーズは、「疲れない」「きつくない」「つらくない」運動です。

【フェニックスのポーズ】

フェニックスのポーズは羽ばたくように再生をイメージしたポーズです。

姿勢が良くなり、呼吸が広がり、気持ちが晴れ、気力がよみがえります。

気持ちのいい感じ、力強い感じに意識をむけながら、10秒とまってみましょう。

声に出して数をかぞえれば、自然な呼吸ができていますから安心してください。

息をつめてがんばると血圧が上がるので、がんばらないで気楽に行ってくださいね。

A,椅子に座って行う場合
  1.  椅子に浅めに腰かけ、両足を床につけます
  2.  お尻で椅子を踏みつけるように意識して、胸と頭を高く保ちます
  3.  両手をす~っと左右にのばしながら10数えます
  4.  力を抜いてリラックス

体のどこが、どんな感じがしましたか?

体に起こる変化をじっくりと味わってください。

腕や胸が伸び、体が広がるのが感じられるのではないでしょうか。

お腹や腰回りはどっしりと力づよく感じられると思います。

力を抜いたあとは、どんな感じがしましたか?

B,立って行う場合
  1.  一歩踏み出した足の真上に腰、肩、頭をのせるイメージです~っと立ちます
  2.  足の裏で地面を踏みつけるよう意識して、胸と頭を高く保ちます
  3.  両手をす~っと左右にのばしながら10数えます
  4.  力を抜いてリラックス

座りながら行えば体幹トレーニングに、立ちながら行えば脚力アップや姿勢改善も期待できます。

10秒ポーズは、楽に歩けて運動が得意な人にはちょっと物足りないかもしれませんが、高齢のご家族や、足腰に不安が出てきた人とも一緒にムリなく行うことができて続けられる運動習慣として、おススメの健康法です。

福井のゆうこりんこと福田裕子先生の著書「一生歩ける体をつくる10秒ポーズ健康法」/サンマーク出版にも、片づける気力をアップするヒントがたくさん紹介されていますのでぜひ参考にしてください。

アルバムを整理しながらコミュニケーション

②が多かったあなたは、ダイジなことや気持ちを伝えるのが苦手なタイプ

家族とのコミュニケーションがうまくいっていない、どう片づけていいのか分からないなどで悩んでいませんか。

片づけは健康に暮らすための手段であって目的ではない

片づけでケンカになってしまう理由の一つに、片づけることが目的になってしまっている場合があります。

片づけは、健康に生き生き暮らすための手段なのです。

たとえば、父が亡くなってから母の外出も減ってめっきり体力が落ちてきたので心配であれば、家族写真を見ながらコミュニケーションを図ると、母親の気持ちに寄り添いやすくなります。

写真の整理をしながらコミュニケーションを心がけて、片づける準備を整えましょう。

思い出の写真を整理するのではなくまずは見る

まずは、アルバムの整理を始めてみましょう。

アルバムを見ながら親子でコミュニケーションをしながら、思い出話の中で親の気持ちを汲み取りましょう。

思い出のモノの整理は時間がかかります。

なので、早くすっきりさせたいのであれば写真の整理は最後にすることがおすすめですが、無理に片づけようとするとケンカになってしまいます。

まずは写真を整理するのではなく、親と一緒にアルバムを見るだけでいいのです。

写真を見ながら可能であれば、思い出話に花が咲いた写真を分けて、よく見える場所に飾ってみてはいかがでしょうか。

次回訪問時には、飾っていた写真にエピソードを添えて別アルバムをつくってみてもよいですね。

さらにその日に思い出話が盛り上がった写真を飾って帰り、何度も繰り返しているとベスト写真集の1冊が自然と出来上がります。

もしアルバムがいろんなところに分散して収納してあるのであれば、しまうときに1ヵ所にまとめましょう。

写真の片づけで記憶力をアップ

写真と思い出はリンクしているので、子どもの頃や青春時代の楽しかった懐かしい時間を思い出させてくれたり、若かったころの気持ちに戻れたりします。

ただ見ているだけでも元気になれて、記憶力も強化されて認知症予防にもなるのです。

さらに、親子で会話をしながら片づけることは、知らず知らずのうちに顔の表情筋や口の筋肉の運動を活発にしています。

写真の整理は、見ているだけでも記憶力をアップさせたり、楽しい気持ちになったり、顔の筋肉の運動をしているので、片づける準備がだんだん整ってくるのです。

親のペースで片づけて介護予防&介護離職予防

③のチェックが多いあなたは、ストレスで脳がお疲れモード

体に痛みがあり体力が落ちてしまうと、モノが必要なのかどうかの思考能力も落ちてしまいます。

運動を1ヵ月もつづければ、体の痛みが楽になり、体力がついてきていると感じられるはずです。

時間をかけて思い出を話しながら気持ちを明るくなって意欲がアップしてきたら、片づけをスタートしましょう。

よく使っているモノを使用頻度で分けてみよう

モノがない大変だった時代を経験して、親からモノは大事にするようにと教えられて生きてきたり、モノを所有していることで豊かさを感じたりしてきた親世代は、モノを捨てることにはとても抵抗があります。

親と子ではモノに対する価値観が違うので、捨てられない場合は無理に捨てる必要はないのです。

捨てない片づけで体と暮しが楽になる環境をつくるためには、‘分ける’ことが大切です。
よく使っているモノから整理して、使用頻度に分けましょう。

たとえば、よく使っているリビングの引き出し、キッチンの引き出しなど、小さなスペースから始めます。

モノを分けるときの基本は、「すべて出して分ける」ですが、親の体力に合わせてダイニングテーブルに乗せられる分、引き出し1つとルールを決めて、片づける時間も短めに設定します。

ケンカにならないポイントは〝親に聞く”ことです。

「よく使っている」、「使っていない」を決めるのは、モノの所有者の親です。

親子だからと言って、「そんなものは使わないでしょう」と言って勝手に捨ててしまうとケンカになってしまうばかりか、親にとってはどこに何があるのか分かりにくい収納になってしまうのです。

整理をして収納場所を変えるのではなく、親の生活習慣に配慮してよく使っているモノだけを元の引き出しに戻して収納しましょう。

使用頻度に分けて使っていないけれど捨てられないモノは、使いにくい収納場所や使っていない部屋に収納して、一番使いやすい位置にはよく使っているモノを収納しましょう。

親の片づけがなかなかすすまないときは、まずは自分自身の身の回りからととのえてみてはいかがでしょうか。

実家に自分のモノが置いてあれば、まずは自分のモノからはじめるとよいでしょう。

体に負担をかけない作業環境をつくる

ムリな姿勢で片づけ作業をしていると、体の痛みの原因になります。

片づけ作業後に疲れがたまり、痛みが出てしまったら、また片づけることが嫌になるどころか、次の日からの日常生活にも支障が出てしまってつらいですよね。

特に腰や膝の痛みがある場合は、痛みがひどくなってしまうことがありますので、作業をするときに姿勢への配慮が大切です。

床にモノを置いて作業をすると前かがみの姿勢になりやすく腰に負担がかかってしまいます。

テーブルなど高さがある台にモノを置いて分ける作業を行いましょう。

痛みの原因となる体への負担を減らすことは、親子でいつまでも自分の脚で元気に歩きつづけられることにつながるのです。

なぜならば、体に負担をかけない環境つくりは、転びにくい安全な生活環境づくりでもあるのです。

まとめ

あなたと親の片づけ健康度はあがったでしょうか?

体と暮らしを楽にするポイントは、

  • まずは、写真を見るだけで大丈夫。
  • 体力がついてきたなと思ったら、片づけをはじめましょう。
  • 捨てることが苦手であれば、無理に捨てなくてもいいのです。

片づけをスタートする場合は、よく使っているモノから整理して、「よく使っている」、「使っていない」で、分けていきましょう。

「よく使っている」、「使っていない」と‘使用頻度に分ける’ことで、使っていないモノを移動することができるのです。

親がよく使っているものが分かっていれば、将来、親が介護施設に入居することになった時にも、慌てず準備することができます。

よく使っているモノを体に負担をかけない使いやすい収納で、体と暮しが楽になれば、
親子で健康になることができます。

そして運動を親と一緒に続けていると、親だけではなく自分の体の変化に気づくかもしれません。

「このあたりが硬いな」「いつも体に力を入れて頑張っていたな」「1ヵ月継続したら体が軽くなってきたな」と気づくことがあると思います。

体が楽になって時間の余裕が生まれたら、本当にやりたかったことを楽しんでみてはかがでしょうか。

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