短期の老人ホーム(ショートステイ)とは?【老人ホームにお悩みの方へ】

老人ホームの基礎知識

『娘の結婚式が2ヶ月後に決まったけど、おばあちゃんを連れていけないし、置いていくわけにもいかない…。』

『親戚のおじさんが亡くなって、お葬式の日が決まった。

その日だけおじいちゃんの介護をしてくれるサービスはないかしら…。』

在宅介護をしている方であれば、一度は経験してしまいますよね。

そんなときに心強いサービスが『短期老人ホーム』です。

今回は『短期老人ホーム』について説明していこうと思います!

短期老人ホームとは?

短期老人ホームとは、その名の通り短期的に老人ホームに入居し、介護や支援をしてもらえるサービスです。

短期老人ホームはショートステイと呼ばれることが多いです。

ここからは短期老人ホームをショートステイと書きます!

利用者の介護だけが目的ではなく、介護をしている家族の負担軽減も目的とされています。

入浴や食事のような一般的な世話から、リハビリのような施設でしかできないようなことも行ってくれます。

ただし、その名の通り『短期』ですので、利用日数の上限があります。

利用日数の上限については、後ほど詳しくお話します!

ショートステイを使うきっかけ

ショートステイを使うにはきっかけがありますよね。

ここでは、今までに『ショートステイ』を利用した方の利用した理由を紹介します!

介護する側の理由

  • 娘の結婚式が決まった
  • 急に葬式が決まった
  • 旅行に出掛けたい
  • 心身疲れ切ってしまったので少し休みたい

利用した方の理由はこんな感じです!

葬式や結婚式で、どうしても開けなければならないという人もいれば、旅行やリフレッシュのための方もいます。

多種多様な利用理由がありますね!

介護される側の理由

逆に介護される側の方が、『ショートステイ』を利用すると決める場合もあります。

  • 老人ホームの順番待ちを埋めるため
  • 入院していた病院に退院を迫られている
  • 家族が限界だと感じた

このような理由があります。

長期の老人ホームに入居するまでのつなぎとして入居することもあります。

また、家族に対する罪悪感やリフレッシュをしてほしいと思う方も少なからずいるようです。

ショートステイの主なサービス内容

主なサービス内容は

  • 食事
  • 入浴
  • 排泄
  • マッサージ
  • リハビリ
  • レクリエーション

などです。

一般的な老人ホームとサービス内容は変わりませんね。

介護士の方や看護師の方が施設にいるので安心して預けることができます。

また、自立できている高齢者(要支援)の方も利用することができます。

そのような方たちは、自由に外出をすることも可能です。

外出している際も万が一のために安否確認もされています。

最新の注意を払ってくれるため、利用者・利用者の家族の方の両方とも安心して利用することができます!

ショートステイを利用できる期間

ショートステイには、入居していられる期間が定められています。

基本的には30日が上限です。

条件 期間
要支援1 9~10日
要支援2 17~18日
要介護1 24~27日
要介護2 24~27日
要介護3 26~28日
要介護4 30日
要介護5 30日

このように期間が定められています。

原則として、要支援と診断されていない方は入居することができません。

そこだけ注意してください。

ショートステイの利用条件

上記の表にある『要支援1~要介護5』の方が利用することができます。

自立していて、要支援と診断されていない場合は利用することができません。

老人ホームの規則によって利用できるところもあるかもしれませんが、基本的には要支援1以上の方が利用するサービスだと思ってください。

ショートステイの利用料金

ショートステイの利用料金は、施設によって変わりますがざっくりとした値段を算出してきました。

診断レベル 1日の総合料金
要支援1 3200円~
要支援2 3300円~
要介護1 3400円~
要介護2 3500円~
要介護3 3500円~
要介護4 3600円~
要介護5 3800円~

内訳としては『朝食・昼食・夕食・居住費・その他』です。

もちろん入居する老人ホームのサービス内容によって、値段の上下はありますが基本的にはこのくらいの値段になると思ってください。

ショートステイに入居するまでの流れ

介護保険を利用する場合と、しない場合で流れが変わってきます。

両方とも説明していきますね。

介護保険を利用する

担当のケアマネージャーに相談する

施設の空き状況を教えてもらう

サービス内容や料金の確認

施設の見学

入居

このような流れが一般的です。

介護保険を利用して、ショートステイに入居するのであれば、担当のケアマネージャーに相談しましょう。

担当のケアマネージャーがほとんど対応してくれますので、楽にショートステイを探すことができます。

介護保険を利用しない

行きたいと思っている老人ホームに直接連絡する

空き状況について聞く

サービス内容や料金の確認

施設の見学

入居

このような流れになります。

ケアマネージャーがやってくれることを1人でする必要があるため負担が大きいです。

介護保険を利用しないのであれば、行きたいと思っている老人ホームに直接連絡するところから始まります。

ここで、部屋が空いていないとなるとまた他の老人ホームに連絡することになります。

サービス内容や施設の見学は必ずしましょう。

ショートステイに入る際の注意点

まずは理想の老人ホームについて話し合いをしましょう。

短期とは言え、数日感過ごすことになるので雑に選んでしまうとストレスが溜まってしまう可能性があります。

条件に合っているからといって、見学をせずに入居してしまうのは危険です。

なるべく多くの老人ホームを見学し、その中で最も良かったと思える老人ホームに入るようにしましょう。

ショートステイの選び方

ケアマネージャーに相談する際に、伝えておくといいことを説明しておこうと思います。

結論から言ってしまうと、【利用目的・利用期間・予算】を伝えておけば問題ありません。

ケアマネージャーの方が、条件に当てはまる、条件に近い老人ホームを見つけてきてくれます。

ただ、条件に合っているからと言って必ずしも利用者の方に合うとは限りません。

そのときに重要になってくるのが、『見学』です。

見学する際に見てほしいポイントを用意してきたのでご確認ください。

見学する際に見ておくべきポイント

見学する際に見ておきたいポイントはいくつかあります。

ここでは一つ一つ説明していきます。

入居者の行動・表情

入居者が生き生きしているかを確認しましょう。

ショートステイに限らず、職員の対応が悪いことは多々あります。

表情からも、その施設の状況が見て取れます。

施設に入っている方々が仲良く笑い合っているようなら問題ありません!

レクリエーションの有無

レクリエーションがあると生き生きしている方が多く見られると思います。

ただし、無理やり参加させていたら要注意です。

介護施設の方が、暴行を加えているニュースを見たことはあると思います。

暴行まで行かなくても、多少手荒になっているかもしれません。

レクリエーションの開催時には、注意してチェックしてみましょう。

もちろん、レクリエーションが嫌いな方もいると思うので、そのような方は強制参加させられている雰囲気があるかどうかだけチェックしておきましょう。

食事・排泄・入浴

要支援と診断されている方以上が入居しているので、身の回りの介護をするのは当たり前です。

特に食事の瞬間は見ることができるので、注意してみてみましょう。

  • 食事中のスタッフが1人しかいない
  • 無理やり食べさせている

このように見えたら入居するのは辞めたほうがいいです。

スタッフの言動

スタッフ同士の会話からも、その施設の良し悪しが分かります。

忙しそうに会話している、忙しそうに行動しているように見えたら、人手が足りていないと判断しましょう。

人手が足りないと、何か問題が起きたときに対処が遅れてしまう可能性があります。

人命に関わることが起きた際に瞬時に対応できるほどの力があるのかを確認しておきましょう。

まとめ

ショートステイについて、理解できたでしょうか?

ショートステイは、利用者にとっても、利用者の家族にとっても頼もしい存在です。

また、これからの社会は高齢化が進んでいきます。

その点でも早いうちから、老人ホームについて考えておくといいでしょう。

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