老人ホームは何歳から入居するべき?【入居条件とポイント】

老人ホームの基礎知識

『将来的には老人ホームに入居しようと考えているのですが、何歳から入居を考えるべきですか?』

『65歳くらいになったら老人ホームに入居をしたいと考えているのですが、今のところ入居するためのきっかけがありません。一般的な老人ホームへ入居するためのきっかけが知りたいです。』

老人ホームへの入居を考えている方にこのような悩みを相談されることがあります。

確かに、老人ホームは何歳から入居すればいいのかも、きっかけもわからないことが多いですよね。

この記事では、上記の悩みを解決できるように書いています。

将来的に老人ホームへの入居を考えている方はぜひ参考にしてください!

老人ホームは何歳から探し始めるべき?

老人ホームを自分だけで探すとなると、かなりの体力と判断力が必要となります。

なぜかというと、老人ホームに入居するとなれば見学や体験入居を行わなければならないからです。

見学には一日に何件も行くこともあるので、それなりに体力がないと厳しいでしょう。

また、老人ホームと契約する際には書類を提出したり、重要事項の把握をしたりしなければならないため、判断力も低下していてはいけません。

これらを踏まえると、まだまだ元気でいるうちから老人ホームを探し出さなければいけないということがわかりますね。

では、具体的に『元気なうち』とはいつなのか、と疑問に思うでしょう。

元気なうちの定義は難しいですが、厚生労働省が発表している『健康寿命』を用いれば平均的な『元気なうち』の年齢を知ることができます。

厚生労働省によると、男性の健康寿命は『71歳』、女性の健康寿命は『74歳』です。

あくまでも平均的な健康寿命ですが、何もない限りは上記の年齢までに老人ホームを探せばOKです!

老人ホームに入居を考えるきっかけ

次は一般的な老人ホームを利用するきっかけについて紹介します。

  • 在宅介護が難しくなってしまったとき
  • 退院してリハビリのために
  • 自立した生活に不安を覚えたとき

これらの理由で老人ホームへの入居を考えることが一般的です。

在宅介護が難しくなってしまったとき

老人ホームへの入居を考える理由の一番大きな理由は、『在宅介護に疲れてしまったから』です。

特に仕事をしながら在宅介護をしている方だと、仕事と介護の板挟み状態になってしまい、介護うつという状態になってしまうことがあります。

こうなってしまうと、介護している側もされている側も危険な状況に陥ってしまうので、老人ホームへの入居を考えることになります。

介護うつ状態にならないためにも、在宅介護を始めた時点で老人ホーム探しはしておくべきですね。

退院してリハビリのために

長期的な入院をしていて、退院した後にリハビリのために老人ホームを利用するということもあります。

介護老人保健施設といって、リハビリ専門の老人ホームがあり、その老人ホームを利用するということも多いです。

他にも、退院したタイミングだけでなく、要支援と認定された場合にも入居は可能です。

自立した生活を目的としたリハビリを行ってくれるので、人気な老人ホームですね!

自立した生活に不安を覚えたとき

ずっと一人暮らしで、何の不便も感じていなかった方が、生活に不自由を感じたときに入居を考えることも多いです。

体の機能は誰しも低下してしまいますね。

そのような時に、介護が受けられる老人ホームに入居をしようと考えます。

また、家族や親族に迷惑を掛けたくないと考える方もいるようです。

これらのきっかけと似たような状況にいる方は、老人ホーム探しを開始してもいいかもしれませんね!

老人ホームに入居するための条件

そもそも、老人ホームの入居条件を知らないと探しようがないと思いますよね。

なので、老人ホームごとの入居条件や費用について紹介しますね。

民間or公的 種類 年齢 入居時の費用 月額 要介護 入居のしやすさ
民間施設 介護付き有料老人ホーム 65歳以上 0~数千万 20~30万程度+介護サービス費 必要になる場合あり
住宅型有料老人ホーム 60歳以上 0~数千万 15~30万円程度+介護サービス費 必要なし
サービス付き高齢者向け住宅 65歳以上 数十万 5~25万程度 軽度が好ましい
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 65歳以上 0~100万程度 10~20万程度 2以上
シニア向けマンション 施設ごとに異なる 1000万~数億円 10~30万 ない方が良い ×
公的施設 特別介護老人ホーム 65歳以上 0円 10~20万 3以上 ×
介護老人保健施設 65歳以上 0円 10~20万 1以上
介護療養型医療施設 制限なし 0円 5~20万 1以上
軽費老人ホーム(ケアハウス) 65歳以上 30~数百万 10~20万 1~2

上記の表にあるように、老人ホームへの入居条件は様々です。

老人ホームごとの紹介はこちらの記事で書いているので気になった方はぜひ読んでみてください。

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理想の老後を想像してみましょう

元気なうちから老人ホームへの入居を考えなければならないということはわかったと思いますが、入居した後の想像をしなければなりません。

老人ホームではどのような生活をしていきたいのか、どのような生活が理想なのか、老人ホームを探す前から考えておく必要があります。

というのも、老人ホームに入居するためには入居金や月額などで多額の費用が掛かってしまいます。

一度入居してしまうと簡単には退居できないと考えたほうがいいです。

なので、ミスマッチを起こさないためにも『老人ホームでの理想の生活』を想像する必要がありますね!

例えば、70歳で老人ホームに入居したとしましょう。

趣味でやっているゴルフやピアノを続けていきたいと考えているのであれば、それなりに自由度が高い老人ホームを選ばなければなりません。

このように具体的にやりたいことを決めることによって、希望に合った老人ホームを探すこともできるので、ぜひ理想の生活を思い浮かべてみましょう。

元気でいるためには、趣味や運動で脳を働かせる必要があるので、介護目的だけで探すよりは、趣味を続けられるという点も考えたほうがいいですね!

元気なうちに老人ホームを探すときの注意点

元気なうちから老人ホームを探そうというのが、この記事で伝えたいことではあるのですが、注意しなければいけない点もあります。

それは『介護が必要になった後のことを考える』ということです。

今まで紹介してきた内容は、『理想の老人ホーム生活』でしたが、いつまでも元気でいられるとは限りませんね。

なので、介護が必要になった時のこともしっかりと考えておかなければいけません。

例えば、入居時には完全に自立していたので『住宅型有料老人ホーム』に入居したとしましょう。

住宅型有料老人ホームは、介護のサービスはほとんどなく、1人暮らしに不安がある方が入居する老人ホームです。

入居から3年後に要介護3になってしまったとしたら、どうしますか?

ほかの老人ホームに移転することを視野に入れなくてはなりません。

老人ホームを変えるということは、入居金で数百万円掛かるところもありますので、将来的には介護を受けるということを前提にするべきです。

なので、介護サービスも受けられて趣味も続けられるような老人ホームを探し当てることが理想ですね。

くれぐれも、理想の老人ホーム生活だけを追い求めないように気をつけてください!

まとめ

老人ホームには、様々な種類があるため自分に合った老人ホームを探すことが容易にできます。

そのためには元気なうちから理想の老人ホーム生活を思い浮かべ、探し始めることが必要です。

元気でいられるうちに決める必要があるので、想像しづらい部分もあるかと思いますが、自分で決めるということも重要ですので、しっかりと考えてみましょう!

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