老人ホームの選び方を徹底的に解説!【失敗しないために必要なこと】

老人ホームの選び方

『老人ホームはどのようにして選べばいいですか?』

『後悔したくないの、老人ホームを選ぶ際に注意する要素を教えてくれませんか?』

老後の大半の時間を老人ホームで過ごす方も少なくありません。

そうなると、老人ホームを選ぶ際になるべく後悔がないようにしたいと考えるのが普通ですね。

今回の記事では、老人ホームの失敗しない選び方について解説します。

これから老人ホームを決めようと思っている方は、参考にして読んでみてください!

老人ホームに入居するために必要なステップ

まず初めに、老人ホームに入居するまでのステップを理解しておきましょう。

  • 入居者の状態を確認する
  • どのような生活を送りたいのか考える
  • 老人ホームに掛かる費用を考える
  • 入居する老人ホームの種類を選ぶ
  • 見学・体験入居をする

これらのステップをクリアすることでようやく老人ホームに入居することができます。

面倒くさいと感じる方もいるかもしれませんが、老人ホームに入居してから後悔したくないのであれば、このステップを踏みましょう。

入居者の状態を確認する

まずは、入居者の方の状態を確認する必要があります。

もし、要介護3以上なのであれば、介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームといった老人ホームに入居することになるでしょう。

このように、体の状況によって入居できる老人ホームが変わります。

まずは、体の状態の確認からしていきましょう。

細かい確認ポイントとしては、

  • 要支援・要介護認定されているか
  • 認知症かどうか

です。

これらに当てはまるのであれば、入居可能な老人ホームが限られます。

後程老人ホームごとの解説をするので、そこで確認しましょう!

どのような生活を送りたいのか考える

ある程度自立できている方であれば、老人ホームでどのような生活を送りたいか考えてみましょう。

老人ホームは、日本中にありますが施設の内容やサービス内容は各々異なっています。

どのようなサービスを求めているのか、どのような施設があれば満足することができるのか、じっくりと考えてみましょう。

老人ホームに掛かる費用を考える

老人ホームに入居するとなれば、『入居金』と『月額料金』の2種類の費用が掛かります。

入居金は数百万円掛かる老人ホームもありますし、0円の老人ホームもあります。

どのくらいの費用を掛けられるか考えてみましょう。

また、老人ホームごとの詳しい費用に関してはこちらの記事をご覧ください。

老人ホームの費用はどのくらい必要?【表でわかりやすく解説】
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入居する老人ホームの種類を選ぶ

ここまで決めてくれば、その条件に合った老人ホームを特定することができます。

例えば、【入居金0円・要介護3・看取り介護】が希望なのであれば、特別養護老人ホームがおすすめとなります。

他にも【掃除や家事をしてもらいたい・介護はそこまで必要でない・月額20万円以下】であれば、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅がおすすめです。

このように自分に合った老人ホームを決めることが可能なので、ケアマネージャーに相談してみることをおすすめします。

見学・体験入居をする

ケアマネージャーに相談して、おすすめされた老人ホームの中から気になった老人ホームに見学に行ってみましょう。

また、見学だけでわからない部分もたくさんあるので、体験入居は必ずしてください。

『体験入居とは?』という方もいると思うので簡単に解説しておくと、数日から数週間老人ホームに入居することができる制度です。

ただし、どこの老人ホームでも行っているわけではありません。

また、体験入居は『入居を前提としていて、入居前にする最終確認』と考えてください。

なので、気になった老人ホームすべてに体験入居することはやめましょう。

また、体験入居に関して詳しく解説している記事があるのでこちらからご覧ください。

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老人ホームを選ぶ際に確認するべき5ポイント

次は。老人ホームを選ぶ際に確認するべきポイントについて解説します。

  1. 費用
  2. 立地
  3. 食事内容
  4. 設備の充実度
  5. スタッフと入居者の関係

これらを意識して老人ホーム選びをしましょう。

1.費用

やはり、費用というのは大事です。

サービス内容や施設の充実度と費用が合っているかどうかもしっかりと確認しておきましょう。

また、入居金が必要ないと言っている老人ホームは、ほかよりも月額料金が高いということもあります。

気を付けて確認してください。

2.立地

家族が住んでいる家から近いと、家族にとっても入居者の方にとってもストレス緩和に繋がります。

というのも、老人ホームでは全く知らない人たちと集団行動をしなければなりません。

入ってからの数日間はかなりストレスを感じてしまいます。

なので、面会に行ってあげるとストレスを緩和することができるわけです。

また、面会に行くためにも自宅から老人ホームまでの距離が離れていると家族の方がストレスを感じてしまいます。

これらのことを考えれば、自宅から介護施設の距離は近いほうがいいでしょう。

確認するべきポイントをまとめておくと、

  • 駅までの距離
  • 家からの距離
  • 散歩できるコースがあるか
  • 買いものができる店が近くにあるか

です。

3.食事内容

老人ホームで暮らすということは、老人ホーム内で出てくる食事を毎日3食食べなければならないものです。

もちろん、外食をすることは可能ですが、毎日するわけにもいきませんね。

なので、老人ホーム内での食事が口に合うかどうかがとても重要となります。

もしかしたら、その老人ホーム内で人生の最期を過ごすことになるかもしれないのです。

食事が合うかどうか、体験入居をして確認しておきましょう。

確認するべきポイントをまとめておくと、

  • 食事の味
  • 食事のバリエーション
  • 食事の時間

です。

4.設備の充実度

自分が求めているサービス内容、設備があるかどうか、しっかりと確認しましょう。

レクリエーションやイベントに興味があるのであれば、どのような内容のレクリエーションを行っているのかも確認しておくといいですよ!

また、清潔感があるかどうかも確認するべきです。

清潔感のない老人ホームは、管理がずさんな可能性があるので、できるだけ避けたほうがいいです。

確認するべきポイントをまとめておくと、

  • 入居者にとって設備が満足かどうか
  • レクリエーションの有無
  • レクリエーションの内容
  • 清潔感があるか

です。

5.スタッフと入居者の関係

老人ホームによっては、介護士からの虐待や暴行などの行為が行われていることもあります。

そのような環境を見抜くためには、直接介護士と居住者の関係を見るのがおすすめです。

嫌がっているのに無理やり何かをしていたり、ご飯を無理やり口に詰めていたりと確認できるポイントはいくつもあります。

できるだけ細かく確認してみましょう。

また、介護士同士の話の内容も重要です。

介護士同士の会話でイライラしている様子が感じ取れたら注意すべきですね。

確認するべきポイントをまとめておくと、

  • 入居者と介護士の関係性
  • 介護士同士の会話

です。

老人ホームの種類

ここからは老人ホームごとの特徴について解説します。

まずはこちらの表を見て、老人ホームの種類と特徴を確認してください。

種類 年齢 要介護 入居のしやすさ
民間施設 介護付き有料老人ホーム 65歳以上 必要になる場合あり
住宅型有料老人ホーム 60歳以上 必要なし
サービス付き高齢者向け住宅 65歳以上 3以上
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 65歳以上 2以上
シニア向けマンション 施設ごとに異なる ない方が良い ×
公的施設 特別介護老人ホーム 65歳以上 3以上 ×
介護老人保健施設 65歳以上 1以上
介護療養型医療施設 制限なし 1以上
軽費老人ホーム(ケアハウス) 65歳以上 1~2

まずは、『民間施設』と『公的施設』の解説をしておきますね。

民間施設とは、民間企業が経営している老人ホームです。

民間企業が経営しているので、補助金や助成金はありません。

公的施設は、国や自治体から助成金をもらって運営している老人ホームです。

国や自治体から助成金をもらっているので、入居金が掛からず、月額も安いのが特徴です。

費用が安いという点で、人気が高く入居待ちがたくさんいます。

そのため、数か月から数年かん入居できないということもあるので、注意が必要です。

民間施設と公的施設の理解もしたところで、各老人ホームを説明します。

介護付き有料老人ホーム

一般的な老人ホームといえば、介護付き有料老人ホームと言っても過言ではないでしょう。

要介護と認定されている方が主に入居することが可能な老人ホームです。

また、終の棲家として住むことが可能な老人ホームとなっているので、人気が高いです。

主なサービス内容は、

  • 食事(介護付き)
  • 掃除
  • 生活支援
  • 入浴介護
  • 排せつ介護
  • リハビリ
  • レクリエーション

です。

基本的には、介護付き有料老人ホームに入居すれば最期まで住み続けることになるでしょう。

ただし、長期的な入院がなければ生きていけない状態になってしまったり、ほかの居住者に迷惑行為をしてしまったりすると、退去命令が出てしまうこともあるので注意が必要です。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームには、介護サービスはついていません。

自立できていても、日々の暮らしの中に不安があるという方が入居するべき老人ホームです。

介護が必要な方は、介護付き有料老人ホームを利用しましょう。

主なサービス内容は、

  • 食事
  • 掃除
  • 生活支援
  • リハビリ
  • レクリエーション
  • 買い物代行

です。

食事の用意や掃除などの身の回りのことをやってもらえるため、快適な生活が送れます。

住宅型有料老人ホームに入居してから介護が必要になってしまった場合は、外部の介護サービスを利用することで住み続けることが可能です。

柔軟性の高い老人ホームですね!

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は、住宅型有料老人ホームと同じく介護サービスはありません。

生活の介助をしてもらいながら、ほかの居住者と集合住宅に暮らす老人ホームです。

主なサービス内容は、

  • 食事
  • 掃除
  • 生活支援
  • リハビリ
  • レクリエーション

です。

サービス付き高齢者向け住宅でも、介護サービスが必要になった場合は外部のサービスが必要となります。

外部サービスと連携すると、費用が高くなってしまうので注意が必要です。

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

グループホームでは、認知症の肩を主に入居対象としています。

また、入居者は5~9人しかいないので、しっかりとした介護が期待できます。

主なサービス内容は、

  • 食事(介護付き)
  • 掃除
  • 生活支援
  • 入浴介護
  • 排せつ介護
  • レクリエーション

です。

要介護認定されていて、認知症のない方も入居することは可能ですが、ほとんどの方が認知症なのであまりおすすめはできません。

シニア向けマンション

シニア向けマンションは老人ホームとは少し違います。

その名の通り、マンションなので主に自立している方が入居するべき老人ホームです。

また、シニア向けマンションは購入することになるので初期費用が数千万円以上かかります。

一応サービスもあり、

  • 買い物代行
  • レクリエーション

これらのサービス内容があります。
シニア向けマンションの中には、カラオケルームや温泉のような娯楽施設があるところもあります。

マンション購入という形になるので、資産として持っておくことができるがポイントですね!

特別養護老人ホーム

一番人気な老人ホームが特別養護老人ホームです。

というのも、圧倒的な費用の安さ、介護サービスの充実度が高いという点からです。

サービス内容は、

  • 食事(介護付き)
  • 掃除
  • 生活支援
  • 入浴介護
  • 排せつ介護
  • 健康管理
  • 看取り介護

です。

特別養護老人ホームは入居条件が厳しく、重度の要介護者(要介護3以上)、身寄りのない方、金銭的にほかの老人ホームに入居できない方が優先的に入居させてもらえます。

介護老人保健施設

介護老人保健施設は、主にリハビリをする老人ホームです。

入居条件としては、要支援1,2の方です。

リハビリをして、在宅復帰を目指すための老人ホームなので、要介護と診断されてしまうと入居はできません。

主なサービス内容は、

  • 食事
  • リハビリ
  • 生活支援

です。

介護老人保健施設は長くても1年強しかいられないので、長期的に住みたいと考えているのであれば、別の老人ホームを探しましょう。

介護療養型医療施設

介護と医療の両方のサービスを受けることができる老人ホームです。

様々な医療サービスを受けることができるため、介護も必要だけど医療行為も必要という方が入居すべき老人ホームです。

介護老人保健施設と同じく長い間入居していることはできないので、注意してください。

軽費老人ホーム(ケアハウス)

サービス内容は、サービス付き高齢者向け住宅とほとんど変わらず、

  • 食事
  • 掃除
  • 生活支援
  • リハビリ
  • レクリエーション

このようになっています。

軽費老人ホームは、公的施設なのでサービス付き高齢者向け住宅と比べて費用が安くなっています。

ただし、サービス付き高齢者向け住宅よりも人気が高く、入居までに時間が掛かってしまうことがあるので注意しましょう!

老人ホームの費用

ここからは、上記で説明した老人ホームごとの費用について解説します。

早速ですが、上記の老人ホームの費用が一目で確認できる表を作成したので確認してみましょう。

民間or公的 老人ホームの種類 入居金 月額
民間施設 介護付き有料老人ホーム 0~数千万円 20~30万円程度+介護サービス費
住宅型有料老人ホーム 0~数千万円 15~30万円程度+介護サービス費
サービス付き高齢者向け住宅 数十万円 5~25万円程度
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 0~100万円程度 10~20万円程度
シニア向けマンション 0~数千万~数億円 10~30万円
公的施設 特別介護老人ホーム 0円 10~20万円
介護老人保健施設 0円 10~20万円
介護療養型医療施設 0円 5~20万円
軽費老人ホーム(ケアハウス) 数十万~数百万円 10~20万円

基本的には上記の表のような金額が各老人ホームに設定されています。

老人ホームを探すときの目安として参考にしてください!

もっと詳しく金額の説明をしている記事があるので、こちらからご覧ください。

老人ホームの費用はどのくらい必要?【表でわかりやすく解説】
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老人ホームを探す方法

ここまでで希望の老人ホームや、老人ホームのサービス内容が分かったと思います。

ここからは、希望している内容の老人ホームをどのようにして探せばいいのかについて解説します。

インターネットで探す

今の時代であれば、インターネットで老人ホームを探すことは容易に行えます。

条件も細かく設定して検索することができるので、おすすめです。

まずは、老人ホームを検索してみて条件に合う場所があれば資料請求をしてみましょう。

役所で聞いてみる

役所であれば、近隣の老人ホームに詳しいです。

細かい条件を言っても紹介してもらえないことが多いですが、地域の老人ホームの情報なら教えてもらえるので、参考程度に聞いておくことをおすすめします。

ケアマネージャーに相談する

担当のケアマネージャーに相談することで、希望に沿った老人ホームを紹介してもらえる可能性があります。

ただし、ケアマネージャーがどれほどの情報を持っているかわからないです。

営業を行っているケアマネージャーであれば、情報量が多いですが、営業をしていなければ情報は少ないのでムラがあります。

まとめ

老人ホームの選び方をもう一度まとめておくと、

  • 入居者の状態を確認する
  • どのような生活を送りたいのか考える
  • 老人ホームに掛かる費用を考える
  • 入居する老人ホームの種類を選ぶ
  • 見学・体験入居をする

まずはこれらを決めるところから始めましょう。

その後条件に沿った老人ホームを探すことで自分に合っている老人ホームを見つけることができます。

後悔をしないためにも、準備に時間をかけましょう。

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