高齢者が肺炎になってしまうとどうなる?【予防と対策】

コラム

肺炎は風邪とよく似た症状なので見分けることは難しいですが、肺炎と風邪では全く違う病気です。

風邪は、主に鼻や喉などの気道に微生物が感染してしまい炎症を起こしてしまうのですが、肺炎は肺の中で感染症を起こしてしまっているのです。

肺胞と呼ばれている部分が炎症を起こして風邪と同じような症状が出ています。

肺胞というのは、呼吸をするために使われている期間なので、肺炎になると、息苦しさや呼吸困難になってしまう可能性があります。

ただ、ここまで重症化するまでは風邪と間違われてしまうのが危険な点です。

今回の記事では、高齢者が肺炎になってしまったときの対処方法や肺炎にならないための予防方法について解説します。

日本の死亡理由の3~5位には必ずいる肺炎。

日本人にとって避けても避けられない病気なので、この記事を読んでしっかりと対策をしましょう。

肺炎になってしまう原因

高齢者が肺炎になる原因の大多数が、『唾液や食物の誤飲』によって、最近が肺に入ってしまうことです。

誤飲をしていなくても、呼吸をしている時に肺に入って感染するということもあります。

しかし、基本的には線毛が捉えてくれるので通常時に警戒する必要はそこまでありません。

ただ、体力や免疫力が低下している時には感染しやすいので注意が必要です。

その他にも、若いころにタバコを吸っていた人や糖尿病などの慢性疾患を持っている方も注意しましょう。

肺炎の症状

肺炎の症状は風邪によく間違えられてしまいます。

しかし、風邪と似た期間を通り過ぎると一気に重症化してしまう点に注意しましょう。
肺炎が重症化すると、

  • 高熱
  • 激しい咳
  • 呼吸困難
  • 息切れ

以上のような症状が現れます。

このような症状が一週間以上続いた場合には医療機関を受診したほうがいいでしょう。

肺炎の予防方法

肺炎にならないための予防方法について解説します。

  • 一般的な予防策
  • 誤嚥を防ぐ
  • ワクチン接種

これらの具体的な方法について一つずつ説明しますね。

一般的な予防策

まずは、日常的に行えることをしておきましょう。

  • 手洗いうがい
  • 禁煙
  • 栄養のコントロール

これらは、毎日誰でもできることなので、肺炎にならないためにも予防しておきましょう。

手洗いうがい

手洗いうがいは簡単にできることですね!

手洗いに関しては、石鹸で洗うよりも市販のアルコール除菌液の効果の方が高いとされています。

余裕がある方は、アルコール除菌液も利用してみましょう!

禁煙

タバコと煙は肺にとって毒になっているので、できるだけやめたほうがいいでしょう。

肺に細菌やウイルスが侵入することで肺炎になってしまうのですが、大体は気道にある『線毛』によって守ってもらえます。

しかし、タバコを吸っていると線毛の働きが低下してしまうので、ウイルスが肺に届きやすくなってしまうのです。

タバコはできるだけ吸わないように努力しましょう。

栄養のコントロール

栄養が異なることによって、肺炎になる可能性が上がってしまいます。

というのも、全体的な免疫力が下がってしまうからです。

しっかりと栄養バランスの取れている食事を心がけましょう。

誤嚥を防ぐ

誤嚥を防ぐためには、

  • 飲み込みやすい食事を取る
  • 食事をするときには姿勢を正しくする

などの方法があります。

これらの方法を試しても、誤嚥が起きてしまうのであれば、手術やリハビリをすることになります。

誤嚥で困っているのであれば、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。

ワクチンの接種

65歳以上の方であれば、定期的に予防接種を受けることが可能です。

肺炎球菌を予防する肺炎球菌ワクチンを受けることができ、効果は5~10年ほどあるとされています。

65歳以上で、5年刻むごとに1回だけ、無料で予防接種を受けることができるので、ぜひ利用してみてください。

高齢者が気を付けるべき肺炎:誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎というのは、唾液や食べ物をうまく飲み込むことができずに、気管に入ってしまい、それと同時に最近も入ってしまうことで引き起こされる肺炎のことです。

高齢者になると気管に入ってしまった飲食物を外に出す力が弱まってしまうので、誤嚥が起こりやすくなっています。

また、仮に誤嚥が起きてしまっても口の中に細菌がいなければ大丈夫ですので、口腔ケアもしっかりとしておく必要がありますね。

嚥下障害について詳しく解説している記事があるので、興味がある方は是非ご覧ください。

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コロナウイルスによる肺炎の症状は?

コロナウイルスと通常の肺炎の違いについて簡単に解説します。

コロナウイルスに感染すると、以下のような症状が現れます。

  • 味覚異常
  • 嗅覚異常
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 発熱
  • 咳(息切れ・呼吸困難)

先ほど見た肺炎と見比べてみて一番異なっている点は、【味覚異常・嗅覚異常】でしょう。

これらの症状があるという方は、コロナウイルスによる肺炎の可能性があるので、すぐにPCR検査を行ってもらいましょう。

まとめ

肺炎は日本の中でもかなり死亡率の高い病気です。

加えて、肺炎になっていたとしても風邪と間違えてしまうくらいの初期症状なので厄介です。

風邪と間違えて放置しておくと手遅れになってしまう可能性があるので、予防をしっかりとしておきましょう。

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