「親を老人ホームに入れた…。」罪悪感は感じなくていい!その理由とは?

老人ホーム 罪悪感-頭を抱える若い女性 コラム

老人ホームへの入居というのは、とてもデリケートな問題ですよね。

自身の話ならまだしも、それが親の話となれば苦渋の決断になると思います。

なぜなら、他人に介護を全て任せるということに罪悪感を感じる人は多いからです。

たしかに、育ててもらった親の世話を他人に任せるというのは少し無責任な感じがしちゃいますよね。

しかし、親を老人ホームに入れることに関して罪悪感を感じる必要はないのです!

在宅介護を続けていれば介護ストレスを抱えてしまうこともありますし、社会全体として介護をサポートしていく制度も整っているからです!

そこで今回は、親を老人ホームへ入れることに罪悪感を感じなくていい理由を説明していきます!

最後には、それでも在宅介護を続けたい人にオススメの在宅介護サービスを紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

親を老人ホームに入れることに罪悪感を感じなくていい!

親を老人ホームに入れるときって、ご本人にとっても、ご家族にとっても苦渋の決断ですよね。

進んで老人ホームに入居したがる親は少なく、できるだけ自宅で過ごしたいという想いを抱えている人が多いです。

ご家族もその願いを叶えてあげるべく、自宅でのサポートを尽くしているはずでしょう。

しかし、慣れない介護を続けていれば限界はくるものです。

これ以上の介護生活には限界を感じ、親を老人ホームへ入居させようと考え始める人は多いのでしょうか?

老人ホームへ入居することで、プロに介護を任せられる安心感を得ることはできますが、すべてを他人に任せるということで罪悪感を感じる人も多くいます。

介護の面だけを考えたら、老人ホームの方が生活しやすいかもしれませんが、様々なことを考えているうちに入居を決めたとしても罪悪感が残ってしまうのです。

また、古い考えかもしれませんが、親戚や周りの人から「親を老人ホームに入れるなんてかわいそう」と、小言を言われる可能性だってあります。

そのような状況が続けば、親を老人ホームに入れた罪悪感はぬぐいきれないですよね。

しかし、罪悪感を感じることなんて一切ないのです!

むしろ、介護に限界を感じる前に入居を決意したのであれば、賢明な判断だと思います。

介護疲れがピークに達してしまえば、介護うつになるだけでなく、共倒れをしてしまう可能性もあり、双方にとって危険な状況になります。

辛い状況が続けば、親への愛情が憎しみに変わり態度に出てしまうこともあるかもしれません。

そうなると、親も「介護をさせてしまって申し訳ない。」と罪悪感を感じてしまいます。

介護に関する険悪な雰囲気を避けるためにも、老人ホームへの入居はただし判断であることが多いのです!

介護保険は社会全体で介護をサポートする制度!

介護保険制度とは、介護を必要とする人を社会全体でサポートするために生まれた制度です。

40歳以上であれば誰しもが保険料を納める義務があり、その収めた介護保険料から要支援・要介護者の介護費用の支援を行います。

誰もが介護を必要とする可能性はあり、要介護状態になれば訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用することができます。

もちろん、老人ホームに入居して提供される介護サービスも介護保険サービスのひとつです。

40歳のときから自分も保険料を納めているのですから、利用することに罪悪感を感じなくていいのです!

国民であれば誰しもが平等に使える制度ですので、困った時はどんどん使っていきましょう。

介護を必要としている人の身体状況は、変化が起きやすいです。

状況に合わせて介護サービスを選択し、老人ホームへの入居も視野に入れましょう!

在宅介護から老人ホームでの介護に移行することは、決して折れることではありません。

介護保険制度とは?受けられるサービスや保険料など徹底解説!
介護保険制度とはどのような制度がご存知でしょうか? 40歳以上の方であれば全員が支払っている介護保険料ですが、中には『支払っているのは知っているけど、どんな制度なのか深くは知らない』という方も多くいらっしゃいます。 今回の記事で...

老人ホーム入居後もご家族だからできることをしよう!

老人ホーム 罪悪感-老人ホームの面会

老人ホーム入居後も、施設とご家族が一緒になって本人のケアをしていくという気持ちが大切です。

介護は施設に任せっきりでも、心のケアに携わることで、罪悪感も少しは拭われるのではないでしょうか。

なるべく定期的に面会に行き、お話をしたり一緒に食事を取ったりできるのがいいですね。

離れて暮らしていても、家族と繋がり続けることも大切な介護です。

面会のときには、いつも気にかけているという気持ちを態度や言葉で伝えることも大切です。

ですので、現状の生活に不満がないかなども聞いてあげるといいでしょう。

もし親が、何か老人ホームに不満を抱えている場合は、施設側にきちんと話してあげてください。

案外すぐ解決できることも多いですよ。

親の老人ホーム入居後は、生活に対してポジティブな気持ちになったというご家族が多いです。

介護という身体的負担が減ることで、精神的負担も減少するからでしょう。

また、離れたことによりちょうど良い距離感が生まれるからなのか、親との関係が良好になったという人も多くいます。

親が老人ホームに入居することで、状況がより良くなるという話はよく聞きますので、罪悪感を感じて行動できないというのは、もしかしたらもったいないのかもしれませんね。

老人ホームの面会ってどれくらいの頻度で行けばいいの?注意点とかある?
老人ホーム入居者のご家族からよく抱える悩みが、面会頻度についてです。 「週に何回行けばいいの?」 「行きたいけどそんな頻繁には行けない…」 と、悩みは尽きないものです。 しかし実際は、面会について深く悩まなくていいのです! ...

介護離職をする前に老人ホームへ入居しよう!

介護を理由に離職した人は、年間約10万人にものぼります。

たしかに、働きながら介護をするのは心身ともに負担が大きいので、離職をすることで負担が和らぐと考えがちです。

しかし、実際には負担が増したと感じる人が多いのです。

介護離職をしたことで、「わたしが介護を全うしなければいけない!」と責任感を感じるようになり、一人で抱え込みがちになってしまうからです。

働きながら介護をする大変さを身にしみて感じたからこそ、働いている配偶者などには相談できないと思ってしまうのですね。

また、仕事を辞めたことにより、経済的負担も現れ始めます。

介護離職をして、生活の中心を親の介護に当てたところで、すべてがうまくいくわけではないようですね。

そのような状況を見かねて、国全体として仕事と介護が両立できるよう、社会などのあり方を考え直す流れになってきています。

高齢化社会が進み介護を必要とする人は増えていく一方ですので、これから先仕事と介護が両立しやすい時代が来るかもしれませんね。

介護離職が起きてしまう原因とは?【解決方法はある?】
『親が認知症になってしまい、今はまだ大丈夫ですがいつか要介護になってしまうと思うと怖いです。』 『働かなければ生きていけないのに、親が要介護状態になってしまいました。介護離職をし...

老人ホームに入居しないのなら在宅介護サービスを利用しよう!

老人ホーム 罪悪感-ベットから起き上がる時に介護されている高齢者

「親を老人ホームへ入居させることに罪悪感を感じなくていい!」と説明してきました。

しかし、罪悪感を感じるポイントは人それぞれですので、この記事を読んでも罪悪感を拭いきれない人もいらっしゃいますよね。

そのような方は、続けて在宅介護を行うことになると思います。

しかし、先ほども説明しましたが、在宅介護を続けていればいつしか限界が来ます。

介護に限界を感じると、要介護者と介護者双方ともにいい影響はありませんよね。

ですので、今後も在宅介護を続ける人は、在宅介護サービスを利用してみてはいかがでしょうか?

在宅介護サービスは、介護保険制度が適用される介護サービスですので、自己負担額も1割~3割で利用することができますよ。

ではここで、よく利用されている在宅介護サービスを紹介します!

自宅で受けられる介護サービスの他に、在宅介護を行っている人がよく利用する介護サービスも紹介しました。

ぜひ参考にしてみてください!

  • 訪問介護
  • 訪問入浴介護
  • デイサービス
  • ショートステイ

訪問介護

訪問介護とは、ホームヘルパーが要介護者などの自宅を訪問し、利用者が必要としている介護を提供するサービスです。

サービスを行う人は、訪問介護員といい「介護福祉士」や「ホームヘルパー」を指します。

ホームヘルパーとして働けるのは、「介護福祉士」「介護員養成研修修了者」「介護職員初任者研修修了者」など、専門的な知識を持ち資格を取得した人たちです。

訪問介護では、「身体介護」「生活援助」「通院等乗降介助」の3つのサービスを行ってくれます。

「身体介護」では、主に食事介助・排泄介助・着脱介助・入浴介助が主なサービス内容です。

「生活介助」では、洗濯・掃除・買い物など、日常生活に必要な支援を行ってくれます。

「通院等乗降介助」では、通院の際に必要な乗車や降車を介助するサービスのことです。

訪問入浴介護

看護師や介護職員が、巡回入浴車で自宅を訪問し、入浴介助してくれるサービスです。

自宅の浴槽が利用できない人や、デイサービスなどを利用しているため入浴には介助がない人が、通常ではこのサービスを利用しています。

入浴前に血圧・体温測定などの体調確認が必ず行われ、体調に問題があったら部分浴や清拭に変更される場合もあります。

デイサービス

デイサービスセンターなどに日中通い、介護やレクリエーションを通して日常生活に必要な機能を向上していくサービスです。

施設で受けられるサービスには、入浴・食事などの生活支援や、生活機能向上のための機能回復訓練などがあります。

施設には他の利用者もいるので、新たなコミュニケーションの場となり、ほとんどの利用者が通うのが楽しいと感じています。

毎日通うことで、生活リズムを生み出すこともできますよ。

デイサービスでは、送迎車などが用意されている施設がほとんどなので、ご家族の介護の休息時間として利用している方も多くいます。

ショートステイ

特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保険施設に短期入所して、介護サービスを受けることができるサービスです。

一般的に短期入所と言われている期間は、数日~1週間程度と言われていますが、場合によっては30日程度利用することもできます。

ショートステイで受けられるサービスは、入浴・排せつ・食事介助などの生活支援医師などによる健康管理、相談・助言、機能回復訓練などがあります。

介護者の休息として利用される場合もありますが、ご家族がどうしても外せない予定があったり、旅行に行ったりする時に利用されることが多いです。

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

親の老人ホーム入居への罪悪感については理解していただけたでしょうか?

老人ホームへの入居というのは家庭内のデリケートな問題になってきますので、「罪悪感を感じなくていい!」といっても難しい場合もあるでしょう。

一番大切なのは、要介護者と介護者がともに生活しやすい環境を作り出すことです。

「親の介護を全うしたい!」という気持ちも分かりますが、ご家族には自分の人生も大切にしてほしいのです。

両者ともに納得できる介護スタイルを話し合って決めましょう!

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