ショートステイ(短期入所生活介護)とは?施設の種類や申込方法も徹底解説!

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ショートステイとは、1~30日間の期間で宿泊利用することのできる介護施設です。

在宅で介護を行っていると、どうしても家を空けなければいけない予定がでてくることもありますよね。

そんなときに利用されているのが、このショートステイなのです!

ショートステイという名称は聞いたことがあっても、実際にどのようなサービスを受けることができるのか、利用者に制限はあるのかなど、わからないことは多いですよね。

そこで今回は、ショートステイについて徹底的に解説していきます!

ショートステイの種類や利用までの流れも特別にお教えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

ショートステイ(短期入所生活介護)とは

ショートステイ 介護-車イスの女性と楽しく話をする介護士

ショートステイとは、短期間施設に入居し、長期的に入居している他の入居者と同じ介護サービスを受けることができるサービスです。

一般的にショートステイというのは、短期入所生活介護にあたります。

ショートステイで受けられるサービスは、入浴・排せつ・食事介助などの生活支援医師などによる健康管理、相談・助言、機能回復訓練などがあります。

利用者が自宅にこもりきりで感じる孤独感を解消し、自立した生活が送れる支援をすることを目的としています。

ご家族の介護の休息にも利用される

ショートステイは介護サービスを受けるだけでなく、介護をしているご家族の休息を目的としても利用されます。

日常的に介護をしていると、どうしても遠出ができなかったり、泊りの予定をいれられなかったりしますよね。

しかし、自身の予定をすべて我慢してしまうと、介護ストレスにも繋がってしまいます。

そのようなときに、よく利用されるのがショートステイです。

「土日で旅行に行くから預かってほしい」「冠婚葬祭で介護ができない」などの理由で利用されることが多くあります。

ショートステイの対象者は?

ショートステイを利用できるのは、要介護認定で要介護1~5と認定された方です。

要支援1~2の方は、介護予防短期入所生活介護を受けることができます。

どちらにせよ、利用するには要介護認定を受ける必要があります。

認定を受けてない人は、まず要介護認定を申請するようにしましょう。

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ショートステイの特徴は?

ショートステイを提供する事業所には、さまざまな類型があります。

まず、事業所は単独型併設型に分けることができます。

単独型とは、ショートステイ専用施設のことです。

併設型は、介護施設とショートステイを併設している施設のことです。

さらに部屋の違いによって、多床室従来型個室ユニット型個室に分類されます。

多床室とは、複数の入居者が一部屋に宿泊するタイプの部屋のことです。

従来型個室とは、入居者一人につき一部屋用意されているタイプのことです。

ユニット型個室は、個室と共有スペースが共に設置されているタイプの部屋のことです。

このように、ショートステイは類型と部屋タイプによって、施設ごとに様々な違いがあるのです。

ショートステイの種類

ショートステイ 介護-老人ホームの外観

ショートステイと一括りにいっても、様々な種類があります。

医療ケアに特化していたり、個室が多く用意されていたりと、施設によって特色があるんですよ。

そこで、ショートステイを行っている施設を紹介していきたいと思います。

ニーズに合ったショートステイを探してみてくださいね!

特養(特別養護老人ホーム)

特養とは、要介護認定を受けた65歳以上の高齢者が利用することのできる施設です。

公的施設のため、比較的費用も安く利用することができるので、とても人気がある介護施設です。

実は、特養の約8割がショートステイのサービスを行っているんですよ。

入居対象者は、通常の特養と同じ、65歳以上の要介護者となっています。

基本的には、ベッドに空きがある場合、ショートステイを受け入れていますが、施設によってはショートステイ専用のベッドを用意していることもあります。

比較的安くできるというメリットがあるため、予約が取りずらい場合もあり、医療的なケアも行っていません。

そのため、急ぎでショートステイを探していたり、病状の変化が心配だったりする方にはあまりオススメできないでしょう。

老健(介護老人保健施設)

老健(介護老人保健施設)とは、医療ケアやリハビリが必要な要介護者が入居することのできる介護施設です。

老健のショートステイは、特養とは違い、ショートステイ専用のベッドを用意しているところが多くなっています。

医師などによる医療ケアも充実しているので、緊急時でも適確な処置えお受けることができます。

入居者層も、自力で歩ける人や車イスの人など様々なので、どのような身体状態でも安心して利用することができますよ。

介護療養病床(介護療養型医療施設)

介護療養病床とは、比較的重度な要介護者に対し、医療ケアやリハビリを行う介護施設です。

他の施設と比べ、医師や看護師が多く配置されており、医療型ショートステイと呼ばれています。

老健と同じで、空きベッドを利用している施設が多く、予約が取りづらいのが難点です。

また、部屋も多床型が多いので、自分のプライベート空間が欲しい方には向かない施設になっているでしょう。

有料老人ホーム

有料老人ホームも、空きベッドを利用しているところが多く、長期入居者でいっぱいになってしまえば、ショートステイサービスを行わない施設もあります。

有料老人ホームは、医療ケアに力をいれているところもあれば、有名シェフを呼んで食事に力を入れているところなど、サービスの特色は様々です。

公的施設に比べ費用は高くなってしまいますが、個室が用意されているところが多いので、プライバシーも守られて安心な施設でしょう。

ショートステイの費用

ショートステイの費用は、施設、要介護度、部屋タイプによって異なります。

では、施設ごとの料金をみていきましょう。

【特養】ショートステイの費用

特養でのショートステイ費用は以下の通りです。

要介護度 従来型個室 多床室 ユニット型個室
要支援1 438円/日 438円/日 514円/日
要支援2 545円/日 545円/日 638円/日
要介護1 586円/日 586円/日 684円/日
要介護2 654円/日 654円/日 751円/日
要介護3 724円/日 724円/日 824円/日
要介護4 792円/日 792円/日 892円/日
要介護5 859円/日 859円/日 959円/日

※地域によって変動します
※自己負担1割の場合(所得によって自己負担額は1~3割に変動します)
※その他、居住費や食費などがかかります

【老健】ショートステイの費用

老健でのショートステイ費用は以下の通りです。

多床室ユニット型(個室・多床室)

要介護度 従来型個室 多床室 ユニット型個室
要支援1 580円/日 613円/日 623円/日
要支援2 721円/日 768円/日 781円/日
要介護1 755円/日 829円/日 835円/日
要介護2 801円/日 877円/日 880円/日
要介護3 862円/日 862円/日 942円/日
要介護4 914円/日 989円/日 995円/日
要介護5 965円/日 1042円/日 1046円/日

※地域によって変動します
※自己負担1割の場合(所得によって自己負担額は1~3割に変動します)
※その他、居住費や食費などがかかります

【介護療養病床】ショートステイの費用

介護療養病床でのショートステイ費用は以下の通りです。

<th”>多床室ユニット型個室

要介護度 従来型個室
要支援1 525円/日 581円/日 607円/日
要支援2 659円/日 736円/日 764円/日
要介護1 693円/日 797円/日 820円/日
要介護2 796円/日 901円/日 923円/日
要介護3 1020円/日 1124円/日 1147円/日
要介護4 1115円/日 1220円/日 1242円/日
要介護5 1201円/日 1305円/日 1327円/日

※地域によって変動します
※自己負担1割の場合(所得によって自己負担額は1~3割に変動します)
※その他、居住費や食費などがかかります

【有料老人ホーム】ショートステイの費用

有料老人ホームでのショートステイ費用は以下の通りです。

要介護度 従来型個室
要介護1 536円/日
要介護2 602円/日
要介護3 671円/日
要介護4 735円/日
要介護5 804円/日

※地域によって変動します
※自己負担1割の場合(所得によって自己負担額は1~3割に変動します)
※その他、居住費や食費などがかかります

ショートステイの申込方法

ショートステイを申し込む際は、以下のような流れで行います。

  1. ケアマネージャーに相談
  2. 利用申し込み
  3. ケアプラン作成
  4. 利用開始

まず、ケアマネージャーに相談することから始まります。

いつ、どれくらいの期間利用したいのか、しっかりと希望を伝えるようにしましょう。

ショートステイは、連続で最長30日間利用することができます。

31日以上の利用を希望する方は、その旨をケアマネージャーに伝え、別の介護サービスを紹介してもらうようにしましょう。

利用したい施設が決まったら、次は申し込みです。

申し込みはケアマネージャーが行ってくれます。

空き状況などを施設に確認し申し込みを行います。

申し込みが済んだら、ケアプランを作成しなくてはいけません。

施設の担当者と話し合い、ショートステイの間に適切なケアプランを作成してくれます。

予算などもしっかり考慮してくれるので、支給限度額を超えてしまうようなら他のサービスを変更してくれますよ。

無事ケアプランが作成されたら、契約を済まし、ショートステイの利用開始となります。

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ショートステイ(短期入所生活介護)については理解していただけたでしょうか?

ショートステイと一括りに言っても、サービス内容や施設の特徴は様々なんですね。

最近では、在宅介護に限界を感じるご家族が増えてきています。

介護ストレスで体調を崩してしまったり、高齢者虐待をしてしまったりなんて話もよく聞きます。

そんなときは無理をせず、ショートステイを利用してみてはいかがでしょうか?

要介護者とそのご家族双方が、ストレスのない快適な介護生活を送れることを心より祈っています!

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