老人ホームの選び方

おすすめの老人ホームとは?施設ごとの費用やサービス内容を徹底解説!

老人ホームの選び方

『老人ホームに入居したいと考えているのですが、どのように選べばいいですか?』

『老人ホームを選ぶ際のポイントを教えてください。』

今回の記事では、これらの悩みを解決できるようにまとめております。

入居者の方やご家族の方が優先したいと考えるポイントをまとめているので、是非とも参考にしてください。

※本ページにはPRが含まれます。

老人ホームを選ぶべきポイント

まずは、老人ホームを選ぶ際に見ておくべきおすすめポイントについて解説していきます。

今回紹介するおすすめのポイントは以下の点です。

  • 費用
  • 入居条件
  • サービス内容
  • 施設内容
  • ほかの居住者
  • 介護士
  • 食事

これらの確認は必ずするべきでしょう。

一つずつ説明していきます。

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費用

老人ホームの費用というのは、老人ホームの種類ごとに異なっています。

この後で詳しく解説していきますが、まずは入居者の方や家族の方で予算を考えてみることをおすすめします。

現在の日本人の平均寿命は、男性が81歳、女性が87歳となっています。

しかし、平均寿命まで健康な体でいられる方はそこまで多くはいません。

健康寿命というものもありまして、こちらは健康でいられる年齢を指しています。

男性の平均健康寿命は71歳、女性の場合は74歳とされています。

これらを計算すると、

男性:81歳(平均寿命)-71歳(健康寿命)=10年(平均介護期間)
女性:87歳(平均寿命)-74歳(健康寿命)=13年(平均介護期間)

このようになり、老人ホームに入居している期間を算出することができます。

平均でしかないですが、男性は10年、女性は13年間介護を必要とする期間があるということが分かりましたね。

大体10年は老人ホームに入居することになるということを念頭に置いて、入居したいと思う老人ホームの料金を調べましょう。

https://rojinhome-guide.com/rojinhomu-hiyo/

入居条件

入居条件も、老人ホームごとに異なっています。

例えば、特別養護老人ホームでは『要介護3以上』、グループホームでは『要支援2以上の認知症と診断された方』のみ入居できます。

他にも、介護老人保健施設であれば、要支援1,2の方のみを対象としています。

このように、老人ホームに入居するためにはさまざまな条件があるので、入居者の方が条件を満たしているか、しっかりと確認するようにしましょう。

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サービス内容

終の棲家としても利用できる老人ホームもあれば、リハビリが主なサービス内容の老人ホームもあります。

後程詳しく解説しますが、希望していたサービス内容と異なってしまうと、入居してから苦労することになってしまうので必ず調べておきましょう。

施設内容

リハビリ施設がある老人ホームやレクリエーション施設がある老人ホームなど、施設に異なっています。

高級な老人ホームであれば、温泉やカラオケルームなどの娯楽施設が併設されていることもあります。

部屋の形や間取り、部屋の人数など、見ておくべきポイントは様々なので、確認を怠らずにしましょう。

ほかの居住者

老人ホームを選ぶ際に見落としがちなのが『ほかの入居者』です。

老人ホームに入居することを考えたら、見学や体験入居は必要となってくるでしょう。

その際にほかの入居者がどのような方なのか、必ず確認してください。

というのも、老人ホームに入居したらほかの入居者と24時間同じ施設に暮らすことになるので、仲良くなれないと苦痛に感じてしまう可能性があるからです。

ほかの居住者同士の仲の良さ、老人ホーム内の雰囲気を確認しておきましょう。

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介護士

ほかの居住者と同様に、介護士の方ともこれからずっと付き合っていくことになります。

見学だけではすべての介護士を見ることができないので、体験入居もしっかり利用して確認しましょう。

体験入居について詳しく解説している記事があるので参考にしてください。

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食事

食事に関しても、入居者に合わないと老人ホームに住むことにストレスを感じるようになってしまいます。

食事も、見学時には確かめられないので体験入居を利用して確認しておきましょう。

見学時には、献立表をもらっておくといいですね。

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おすすめの老人ホーム一覧

老人ホームに住む前に確認するべきポイントを理解したら、つぎは老人ホームの一覧と料金体系を把握しておきましょう。

まずはこちらの表をご覧ください。

民間or公的 老人ホームの種類 入居金 月額
民間施設 介護付き有料老人ホーム 0~数千万円 20~30万円程度+介護サービス費
住宅型有料老人ホーム 0~数千万円 15~30万円程度+介護サービス費
サービス付き高齢者向け住宅 数十万円 5~25万円程度
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 0~100万円程度 10~20万円程度
シニア向けマンション 0~数千万~数億円 10~30万円
公的施設 特別介護老人ホーム 0円 10~20万円
介護老人保健施設 0円 10~20万円
介護療養型医療施設 0円 5~20万円
軽費老人ホーム(ケアハウス) 数十万~数百万円 10~20万円

料金は大まかですが、このように決められています。

民間施設と公共施設というのは、そのままの意味です。

  • 民間施設は、民間の企業が経営している老人ホーム
  • 公共施設は、国や自治体から助成金をもらって運営している老人ホーム

公共施設は助成金が出ているため、利用者の負担が少ないです。

そのため、公共施設では数か月から数年間の入居待機時間があります。

https://rojinhome-guide.com/rojinhomu-shurui/

老人ホームのサービス内容

ここからは、上の表で確認した老人ホームのサービス内容について簡単に解説します。

ここでサービス内容を確認して自分に合った老人ホームを確認しましょう。

介護付き有料老人ホーム

入居条件 月額
65歳以上 20~30万円程度+介護サービス費

要介護と認定されている方が入居することができます。

主なサービス内容は、

  • 食事(介護付き)
  • 掃除
  • 生活支援
  • 入浴介護
  • 排せつ介護
  • リハビリ
  • レクリエーション

です。

老人ホームに入居するとなれば、介護付き有料老人ホームを選び方が多いでしょう。

特別養護老人ホームとサービス内容はあまり変わらないので、特別養護老人ホームに入居できなかった方や入居待ちの方が介護付き有料老人ホームに入居するということが多いです。

終の棲家として住むことができる介護付き有料老人ホームもあるので、希望の方は探してみましょう。

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住宅型有料老人ホーム

入居条件 月額
65歳以上 5~25万円程度

自立して生活することはできるが、いまの生活には不安があるという方にオススメの老人ホームです。

主なサービス内容は、

  • 食事
  • 掃除
  • 生活支援
  • リハビリ
  • レクリエーション

です。

入居当時は自立できていても、数年後に自立できているとは限りませんね。

数年後に介護が必要になった場合でも、外部の介護サービスを利用することで住み続けることが可能です。

ただし、その分介護サービス費用はかかってしまうので注意しましょう。

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サービス付き高齢者向け住宅

入居条件 月額
60歳以上 15~30万円程度+介護サービス費

医療スタッフや介護スタッフが常駐している老人ホームです。

病気になりやすい方にとっては看護師がいることで、安心して生活できますよね。

主なサービス内容は、

  • 食事
  • 掃除
  • 生活支援
  • リハビリ
  • レクリエーション

です。

住宅型有料老人ホームと同じく、外部のサービスを利用することで住み続けることが可能です。

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認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

入居条件 月額
65歳以上・要介護2以上 10~20万円程度

基本的には認知症患者の方が入居する老人ホームです。

終の棲家として住むこともできるグループホームもあるので、探してみましょう。

主なサービス内容は、

  • 食事(介護付き)
  • 掃除
  • 生活支援
  • 入浴介護
  • 排せつ介護
  • レクリエーション

です。

認知症でない要介護2以上の方でも入居することは可能ですが、入居している方のほとんどが認知症なので、オススメはしません。

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シニア向けマンション

入居条件 月額
なし 10~30万円程度

シニア向けマンションは、老人ホームとは違い、介護サービスや身の回りのお世話などのサービスはありません。

高齢者の方が住みやすい用に設計されているマンションとなっています。

マンションの部屋を購入する形になるので、初期費用が数千万円掛かります。

しかし、購入後は自分の資産となるので、退去後は子供に譲ったり売ったりすることもできますよ。

サービス内容は、

  • 買い物代行
  • レクリエーション

です。

シニア向けマンションの中には、温泉やカラオケルームのような娯楽施設が併設されていることがあります。

その場合費用は上がってしまいますが、老後を退屈することなく過ごすことができますね!

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特別養護老人ホーム(特養)

入居条件 月額
65歳以上・要介護3以上 10~20万円程度

数ある老人ホームの中で一番人気のある老人ホームが『特別養護老人ホーム』です。

費用も安く、サービス内容も充実しているため、人気が絶えません。

特別養護老人ホームのサービス内容は、

  • 食事(介護付き)
  • 掃除
  • 生活支援
  • 入浴介護
  • 排せつ介護
  • 健康管理
  • 看取り介護

要介護3以上の方しか入居できないという条件がありますが、それでも人気のため、数か月から数年待たされることがあります。

金銭的に余裕がない方や身寄りがない方を優先的に入居させているので、お金に余裕のある方や、家族がいる方は入居ができない場合もあるので注意しましょう。

どうしても特養に入りたいという方は、「特養に入所するための裏ワザを特別公開!特養へ早く入所したい人は必見!」の記事をチェックしておきましょう。

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介護老人保健施設(老健)

入居条件 月額
65歳以上・要支援1~2 10~20万円程度

要支援1,2と認定されている方が、リハビリをして在宅復帰を目指すための老人ホームです。

主なサービス内容は、

  • 食事
  • リハビリ
  • 生活支援

です。

リハビリをして、家でも自立して生活できるようになりたいと考えているのであれば、介護老人保健施設を利用するべきでしょう。

ただし、介護老人保健施設は長くても1年強しか入居していられないので注意が必要です。

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介護療養型医療施設

入居条件 月額
65歳以上 5~20万円程度

ほかの老人ホームと比べて、医療サービスが手強い老人ホームです。

医療の内容としては、

  • インスリン注射
  • 痰の吸引

です。

このほかにも色々な医療サービスを受けることが可能です。

リハビリと医療を組み合わせて行ってもらえるので、安心してリハビリを行えます。

万が一何かあったとしても、医療スタッフがいるので、素早い対応をしてもらえるのもいい点ですね!

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軽費老人ホーム(ケアハウス)

入居条件 月額
65歳以上 10~20万円程度

サービス付き高齢者向け住宅とほとんど変わらない老人ホームです。

サービスもほとんど変わらず、

  • 食事
  • 掃除
  • 生活支援
  • リハビリ
  • レクリエーション

です。

サービス付き高齢者向け住宅と違う点としては、軽費老人ホームは公的施設なので費用が安いという点です。

また、費用が安く済むという点から入居までに時間が掛かることもあります。

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まとめ

老人ホームについてみてきましたが、好みの老人ホームは見つけることができたでしょうか?

ほかにもデイサービスや訪問介護のような手段もあるので、さらに費用を抑えたいという方はぜひ調べてみてください。

入居者とその家族の方々で相談して、入居する老人ホームを決めましょう。

素敵な老人ホームに出会えることを、心より祈っています!

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